無制限で利用可能な、Azure Reposを利用して、バイナリファイルを扱いたいときに使用する「Git LFS」ですが、Pushした際に「http 413エラー」が出てしまうときの解決方法についてまとめてみました。
Azure DevOpsとは
Azure DevOpsとは、Microsoft社が提供している開発サポートサービスです。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/devops/
目次
http413エラーの解決方法
Push(アップロード)時に、ファイルサイズが大きい場合に表示されるエラーとなります。
AzureDevOps Reposでは、ファイルサイズ制限がかかっており、ファイルサイズが5GB以上の場合は、Pushすることができなくなっています。
ただ、Git LFSについては対象外となっているため、GitLFSを使っていれば、基本的にHTTP413エラーになることはないはずです。
.gitattributes(LFSの対象リスト)にLFSで扱いたい拡張子が登録する
.gitattributesにGitLFSで扱いたい拡張子が登録されていない
かもしれません。
テキストで開いて、Gitで扱いたい容量が大きめのファイル(.psdなど)が登録されているか?を確認しましょう。
もしくは、ターミナル(コマンドプロンプト)から登録する必要があります。
git lfs track "*.psd"
HTTP/1.1で通信するように設定する
Azure DevOps、Git LFSは、HTTP/1.1プロトコルを利用して通信するのですが、どうやらHTTP/1.1じゃない方法(多分HTTP/1.2)で通信をするとHTTP413エラーとなることがあるようです。
git config http.version HTTP/1.1
ターミナルから、上記のコマンドを打つことでhttpのバージョンをHTTP/1.1にするとPushできるようになるはずです。
※自分はこの方法で解決しました。
まとめ
Git LFSの設定がされているのであれば、
git config http.version HTTP/1.1
ターミナルから、上記のコマンドを打ち、httpのバージョンをHTTP/1.1にするとPushできるようになるはずです。