データをコピーペーストするだけの作業やファイル形式を変換する作業。こういった、同じことを繰り返すだけの単純作業は自動で処理したい。そんな要望に答えてくれるのが UWSC です。
目次
UWSC とは?
UWSC とは、実際に操作したマウスやキーボードの動きを記録し、その操作を再現することが可能な自動化ツールです。どのようなソフトであっても、自動化を行うことができます。
- 面倒な繰り返し・単調作業の自動化
- タイマー機能で作業のスケジュール化による自動操作
- 各種ソフトをまたいでの自動化
- PCゲームなどで部分的な自動化
特徴
- ツールバー型のインターフェイス
- スクリプトで高度な自動化も可能
- 自動化したい操作をスクリプトとして保存可能
- 簡単にスクリプトを気にせず利用することも可能
- スクリプトは通常のエディタで編集可能
- スクリプトには関数や制御構文が利用可能
- タイマー機能でいくつものスクリプトをスケジュール管理可能
ダウンロード
公式サイトは無くなってしまっているようなので、Vectorからダウンロードします。
https://www.vector.co.jp/soft/cmt/winnt/util/se115105.html
対応OS
Windows 10 / 8 / 7
使い方
準備
あらかじめ、自動化したいソフトを起動しておく、複数のソフトを起動して横に並べて置くなどしておきましょう。
Step1 動作を記録する
記録開始ボタンを押して、操作の記録をスタートします。記録を停止したい場合は、「Stopボタン」を押しましょう
Step2 記録した動作を保存する
記録した動作を保存します。なんの動作を保存したのか?自分でわかるような名前を付けて保存をしておきましょう。
Step3 実行する
実行ボタンを押すと、直前に記録した動作 or 読み込みをした動作を実行します。
前に保存した記録を使う場合
以前記録したファイルを読み込んで使う場合には、一番左のアイコンをクリックし、読み込みたいファイルを選択します。その後、実行ボタンを押すと記録された操作が実行されます。
記録した操作をスケジュール化する
一番右のアイコンから設定画面を開きます。
スケジュール設定をするを選択すると、スケジュールの設定画面へと行けます。
スクリプトに実行したいスクリプトを選んで、右のタイマーから「設定なし」を押して、「タイマー設定」画面を開きます。
ここで、UWSC起動時や、決められた時間、指定のWindowが現れた時など一定の条件の際にスクリプトを実行させることができます。
まとめ
- Windowsでの操作を自動化したいなら、UWSC がおすすめ
- 簡単に記録して、簡単に実行することが可能
- スクリプトを組み、高度な自動化も可能
- スケジュール設定を使うと一定の条件での実行も化